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夏己はづきの短歌(2)


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何処へでも行けるピンクのドアのノブ握る「何処でもない処へ」と


やめろって叫ばれるよりくだらないギャグでひきとめられたい気分


もしかしてひょっとしてって思わせてくれる優しさならくれないで


飲みこんだ秘密や嘘が胃の中でカクテルになりくらくらするわ


あの人の住んでる街を通るたび奇跡はないと知らされるだけ


もう二度とベルは鳴らないもう二度と残されたのは声だけのゆめ


大砲の砲弾に乗り月へ行く(嘘が本当だった時代に)


まっしろなページのままのスケジュール帳は自由で孤独で自由


瞳孔は満ち欠けせずに満月のままで誰かを待っていました


闇に身を沈める僕は君であり君は僕だと思えるくらい




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