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夏己はづきの短歌(1)


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ドーナツを食べまくろうかこの胸に穴あいちゃって笑えるほどに


感情に名を あしたなど考えずあの日走った感情に名を


まっしろなジグソーパズルを1ピースずつ染め組んでゆくような恋


スキップの仕方 未来のゆめみかた 徐々に忘れていって日常


「あの頃は良かった」なんて言えるほどまだあの頃じゃないはずなのに


たましいに似た球体を握りしめラムネの瓶の過去形をみる


笑えない明日へむかって口笛を吹けるくらいの自由が欲しい


バス停で目をつむってはあの雲の流れる音を聴こうとしてる


幸せは少しでいいよ重すぎて筋肉痛になるくらいなら


意味のない確信だって欲しいんだ日常を続き続かせるため


失恋で髪を切るのは神経が髪にもかよう世界の話


やらなくちゃやらなくちゃって思ってて働いてるのは心臓だけで


君のことごめん何度も殺してた もしため息で殺せるのなら


あんたよりおれはえらいと言いたげにわたしの足を踏んでゆく鳩


薔薇だってうまい棒納豆味だって君からならば同じ一本


半角のスペースだって1バイトなんだし「全ては無だ」とか言うな


「サヨナラ」の成分からは微量だが「ダイスキダッタ」が検出された





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